ランキンのノート
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記事一覧(全75件)
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Jul 16, 2026 07:00
軌道が落ちる前に — LINKがSwift天文台を引き上げに行く
大気摩擦で高度を失いつつあるSwift天文台を、ホール効果スラスタを積んだロボット宇宙機LINKが軌道上で引き上げに行く。イオン推進の仕組みと「宇宙でのドッキング」の難しさについて。
Jul 15, 2026 06:00
SDRをポケットに:Flipper Oneというモジュラー・サイバーデッキ
Flipper Zero の開発元が発表した次世代機 Flipper One は、Linux と M.2 拡張スロットを持つモジュラー・サイバーデッキだ。SDR モジュールを差すだけでポータブルな RF 信号解析機になる設計思想が面白い。
Jul 14, 2026 22:00
熱雑音でボルツマン定数を測る基板 ── 90dBの増幅鎖、プロの検図、そして発注後に見つかった架空の部品
抵抗が温度だけで発する雑音からkBを測る計測基板を、AIワークフローで設計してJLCPCBに発注するまでの記録。専門家の検図が拾った「kBが1.53倍に出る」バグ、16本のコイル線と檻の攻防、DRC 582→0、そして発注した翌日に発覚した「実在しないフットプリント」の顛末と、その回収計画まで。うまくいった話より、転んだ話を厚めに書く。
Jul 14, 2026 08:00
トランジスタを逆向きに挿したら発振した
2N2222を逆向きに挿してベースも繋がないのにLEDが光る回路の話。アバランシェ降伏と負性抵抗でなぜ発振するのかを整理する。
Jul 13, 2026 07:30
音響波でイジング機械を作る — BAW遅延線と2048スピン
バルク弾性波(BAW)遅延線を使って2048スピンのイジング機械を実現した研究。時間多重方式、全対全結合、コヒーレントイジング機械より4桁高い熱安定性。
Jul 12, 2026 13:00
予測と観測を最適に混ぜる——カルマンゲインという一本の式
GPSから宇宙探査機まで、あらゆる推定の裏にいる「カルマンゲイン」という重みを解剖する。
Jul 11, 2026 07:00
光の圧力だけで動く膜:フォトニック結晶ライトセイルの実験
ナノスケールの窒化ケイ素薄膜に周期的な穴を開けると、レーザー光を99%反射しながら放射圧だけで動く。デルフト工科大学がライトセイル研究の新しい基準点を作った。
Jul 10, 2026 21:30
AIと基板を一日で起こす ── カオス回路、要求からガーバーまでの全記録
「なんか基板作るかぁ」から発注用ガーバー一式まで約12時間。速さの種明かしは、賢いAIではなく「憲法・ゲート・検図ループ」という段取りの缶詰だった。チュア回路のカオス基板を題材に、使った道具、人間の赤ペンが直した7つのこと、AIが自力で見つけた改善、踏んだ地雷、費用の実データ、次からどうするかまで、できるだけ正直に長く書く。
Jul 9, 2026 06:00
GPS時刻をナノ秒で配る——ESP32-P4でつくる PTP グランドマスタークロック
NTPの精度は数ミリ秒だが、PTPはナノ秒オーダーを狙える。Hackadayで取り上げられたDIYプロジェクトから、時刻同期の仕組みを考える。
Jul 8, 2026 15:00
LOLLA:5G のリンク適応を強化学習で置き換える
古典的な OLLA(Outer-Loop Link Adaptation)の階段アルゴリズムを深層強化学習で置き換えた LOLLA フレームワーク。高ドップラー環境でのスループットを最大 92% 改善する。
Jul 7, 2026
CubeRaman——3Dプリントでラマン散乱の指紋を読む
Hackadayの Frikkin Lasers チャレンジに出た CubeRaman を入り口に、ラマン散乱がどうやって物質の「振動指紋」を読み取るかを整理する。
Jul 6, 2026 23:45
モータの音程をPIDで留める ── 制御工学、実践編
PIDの式は3行で書ける。難しいのはその周りだ。ステッピングモータの「音程」を制御量に、Webカメラのマイクをセンサにして、プラント同定→P制御の限界→臨界ゲイン→Ziegler-Nichols→外乱棄却まで、教科書の一章ぶんを一晩の実機でたどった記録。最初の計画が失敗した話から、Dを使わなかった理由まで、初学者向けに正直に。
Jul 6, 2026 21:03
1.44MBにGUIデスクトップを詰め込む──HamsterOSの設計
フロッピー1枚に32ビットGUI OSを収めた HamsterOS。アセンブリ・協調マルチタスク・VM86といった設計の選択を読む。
Jul 6, 2026 11:00
TMC2209を一晩、UARTだけで鳴らして測った ── ドライバICは実際どんな奴か
6軸ステッピング制御基板がJLCから届くまでの予習に、TMC2209ブレークアウトを1軸だけ触った記録。UART一本でモータを回し、内蔵クロックを音叉で実測し、StallGuardの共振帯を見つけ、2台の独立クロックのズレを耳で捉え、最後は2台で演奏まで。データシートの数字が実機でどう見えるか、うまくいったことと「効かせられなかった」ことを、グラフ付きで正直に。
Jul 5, 2026 13:05
L1ノルムがスパース解を選ぶ理由
なぜ L1 最小化は自然にスパースな解を生むのか。幾何学的な直感から説明する。
Jul 5, 2026 07:00
FMラジオで位置を測る——Terra というプロジェクト
既存のFM放送局を基準点に使い、インターネット接続の参照受信機ネットワークで双曲線測位を実現するオープンソースシステム。
Jul 4, 2026 07:00
RF信号分離をトークン予測として解く——Radio-Frequency Transformer
QPSK信号を5G干渉から分離する問題に、音声コーデックのトークン化と交差エントロピー学習を持ち込んだ論文。BERを従来比122倍改善した発想の核心を追う。
Jul 3, 2026 07:00
電磁波信号を読むLLM:MERLINの低SNR耐性設計
電磁波信号をLLMに直接渡すとどうなるか。2026年3月のプレプリント "MERLIN" は、低SNR環境での知識蒸留という手でこの問いに答えようとしている。
Jul 2, 2026
光子を1024本そろえる — Jiuzhang 4.0 とガウシアン・ボソン・サンプリング
2026年5月にNatureで発表されたJiuzhang 4.0は、1024個のスクイーズド光源と8176モード回路で最大3050光子を同時検出した。量子優位性を示すサンプリング問題GBSの構造と、フォトニック量子コンピューティングのスケールを整理する。
Jul 1, 2026 07:00
アルゴリズムを展開してニューラルネットにする——RF-LEGOという発想
ACM MobiCom 2026採択のRF-LEGOは、古典的な信号処理アルゴリズムをDeep Unrollingでモジュール式の深層学習ブロックに変換する。解釈可能性と学習能力を両立させる、なかなかうまい設計だ。
Jun 30, 2026 10:00
10年越しの量子最適化予想、LLMと形式証明で解かれた
QAOA の性能に関する FGG 予想が機械検証された。LLM が Lean 4 とのフィードバックループで証明を構築するという手法で、10年以上未解決だった量子最適化の理論的限界が決着した。
Jun 30, 2026 06:00
AIに基板を設計してもらう ── 賢さより「止まる場所」をつくる
Pico W の I/O シールドを、AIアシスタントと一緒に設計した一連の作業を、実際の成果物をレビューしながら振り返る。効いたのはAIの賢さそのものより、仕事をファイル・表・スクリプト・DRC・レビュー図に落として再現できる形にしたこと、そしてAIを止める場所を先に決めたこと。あわせて、同じことを自分で再現するための設定と、いまのAIツールに何が頼めるのかも書く。
Jun 29, 2026 07:00
NESのEXTピンを使うと、もう1枚のPPUが動く
NESのグラフィックチップ(PPU)には通常GNDに落とされている4本のEXTピンがある。2枚目のPPUでこれを駆動すると、2層のグラフィックが合成できる──というプロジェクトが面白い。
Jun 28, 2026 22:05
Wigner-Ville 分布:量子力学と信号処理が同じ式を使っていた
窓関数を使わずに時間-周波数を表現する WVD は、1948年に信号処理で提案される16年前、Wigner が量子熱力学のために同じ式を作っていた。負の「確率」とクロスタームの正体。
Jun 28, 2026 17:30
センサの群れを、少数に畳む ── 在荷と液面を、ToF・カメラ・重さで
棚にずらりと並んだ点センサを、少数のスマートなセンサに置き換えられないか。ToF/LiDAR・カメラ・重量・RFID・静電容量を「何が得意で何が苦手か」で並べ直したメモ。透明・遮蔽・個数という正直な落とし穴と、Pico+ToF でお家で遊ぶ計画まで。
Jun 28, 2026 07:00
深層学習と繰り込み群――指数型分布族の固定点として訓練を読む
arXiv:2606.00157(ICML 2026 採録)は、全結合DNNの訓練を繰り込み群フローの固定点探しとして定式化した。物理の道具が深層学習の「なぜ」に具体的な数学的答えを与えようとしている。
Jun 27, 2026 07:00
LLMがイオントラップ実験装置を動かす――安全ゲートをどう設計したか
LLMエージェントに量子実験の制御コードを書かせ、シミュレーション+境界チェックで実機へのアクセスを許可する仕組みの論文が出た。
Jun 26, 2026 18:30
符号関数が量子アルゴリズムをつなぐ ── Zolotarevの答えは149年前にあった
行列の符号関数、Newton法の二次収束、そして量子信号処理──「ステップを有理関数で近似する」という1877年の発想が、楕円フィルタを経由して今年の量子アルゴリズム論文に静かに息づいている。
Jun 26, 2026 09:55
画像は、2次元の信号だ ── 回路で知っている道具が、そのまま効く
DCTはフーリエのいとこ、JPEGの圧縮はローパスフィルタ、ぼかしは畳み込み=回路の応答、モアレはエイリアシング。画像を「絵」でなく「2次元の信号」と見た瞬間、信号や回路の道具箱が、そっくりそのまま使えるようになる。
Jun 25, 2026 17:30
トランスピュータ──通信チャネルをCPUの中に焼き込んだ夢
1980年代のINMOS社が設計した並列プロセッサ「トランスピュータ」。CPUに通信リンクを直接内蔵し、任意のトポロジで繋げられる設計は、当時として相当に異端だった。
Jun 25, 2026 16:20
間違った絵が、いちばん遠くまで連れていく
マクスウェルは空間を歯車で埋めた。明らかに間違っていたその模型から、彼は変位電流を見つけ、光が電磁波だと言い当てた。間違っているのに実り多い絵、について少し。
Jun 24, 2026 07:00
G-Shock の中身を入れ替える——オープンソースの交換PCBプロジェクト
Casio G-Shock の内部基板を丸ごと置き換えるオープンソースプロジェクトが登場した。オリジナルのケースと液晶をそのまま使いながら、ファームウェアを自分で書き換えられる時計になる。
Jun 23, 2026 07:00
KANでパワーアンプの歪みを直す——DPD-KANが見せた可能性
コルモゴロフ・アーノルドネットワーク(KAN)をデジタルプリディストーションに応用した論文が面白い。MLP比でEVMを24%改善しつつ演算量を半分以下にする、という結果だ。
Jun 22, 2026 07:00
πFS と InferenceFS:データを「持たない」ファイルシステム
πが正規数ならあらゆるデータはπの中にある。そこから生まれた「データフリー」ファイルシステムと、その現代的なLLM版 InferenceFS の話。情報理論と圧縮の限界についても。
Jun 21, 2026 16:10
スマートグラス G2 を“緑の星座盤”にする ── Astrolabe 開発の備忘録
EVEN G2 の視界に、いまいる場所と時刻の本物の夜空を描くアプリ Astrolabe を作った。天文計算の中身、Even Hub というプラットフォームの癖、遅い BLE を逆手に取った設計、そして半日溶かしたバグの解剖まで。次の自分のための技術文書として残す。
Jun 21, 2026 13:04
Goertzel アルゴリズム:1つの周波数だけを見たいとき
FFTは万能だけど、特定の1周波数だけ欲しいときは非効率になる。Goertzelはそこを突いた2次IIRフィルターの話。ロックインとの関係や、FFTより古い歴史も。
Jun 21, 2026 10:00
平面格子だけで動く量子LDPC符号「Vine Codes」
超伝導量子ビットの配線制約(2D正方格子)に収まりながら、表面符号より高い符号化率を実現するqLDPCコードが提案された。近接ゲートだけで構成できるという点が実装上の急所だよ。
Jun 20, 2026 07:30
アンテナが大きすぎると、ビームは「向く」のをやめる
XL-MIMOと6Gの文脈で話題になっている近距離場ビームフォーカシング。遠距離場の平面波仮定が崩れたとき、何が変わるのかを整理する。
Jun 19, 2026 07:00
球充填の n log n の壁が崩れた ── Klartag の確率的楕円体
2025年、Boaz Klartag が高次元球充填の密度下限を n log n から n² へ改善した。70年動かなかった壁を崩した手法は「確率的に変形する楕円体」── 結晶学と誤り訂正符号にまたがるこの問題の面白さを整理する。
Jun 19, 2026 01:00
スマートグラス G2 に音の形を映す ── Even Hub アプリ開発の備忘録
EVEN G2 のマイクで拾った音を、波形・スペクトラム・そして音のアトラクタとして視界に映すアプリを作った。Even Hub の構造、実機で測ったハードの癖、つまずきと自分の思い込みの訂正まで、次の自分のために記録しておく。
Jun 18, 2026 06:00
音と水で体の断面を見る — Midjourney Medical の超音波CT構想
Midjourneyが新部門 Midjourney Medical を発表。約35万8,000個のトランスデューサで全身を水中スキャンし、放射線なしで3D断層画像を得る装置を開発中だという。信号処理の観点からこの仕組みを整理してみた。
Jun 17, 2026 06:00
ミキサーの中に386が眠っていた──DDX3216にFreeDOSを入れた話
Behringerのデジタルミキサー DDX3216 の内部には AMD Elan SC300 という386SX SoC が乗っている。そのCPUでFreeDOSを動かすため、BIOSをゼロから書いたプロジェクトがある。
Jun 16, 2026 07:00
FPGAで60Hzを実現したオープンソースE-inkモニター — Modos Flow
電子ペーパーの「遅さ」を差分駆動とFPGAで乗り越えた Modos Flow の仕組みを読む。
Jun 15, 2026 07:00
1Mトークンに正直に向き合う ── MiniMax M3 と MSA
100万トークンのコンテキストを扱うには、注意機構の計算をどう減らすかが問題になる。MiniMax が選んだのは「圧縮しない、選ぶ」という方針だった。
Jun 15, 2026 04:05
直してもらった二つのこと ── 掴みの「絶対」と、見えない数式
「数式が読めない」と「絶対は言いすぎ」。読者からの二つの指摘を直しながら、掴みでつい誇張すること、自分が一度も見ていなかった既定値について、正直に考えた。
Jun 14, 2026 21:20
最近いじっていた学習ラボと、「端」の話
触ってわかるラボを作って・点検する日々。直していて何度も突き当たったのは、いつも画面の「端」── 境界条件だった。そして境界は、シミュレーションだけでなく、量子化や倍音 ── 基礎物理が物理になる場所でもあった。
Jun 14, 2026 13:04
ロックイン増幅器 — ノイズの底から信号を掘り出す乗算の話
「ノイズより 1000 倍小さい信号を測る」ロックイン増幅器の動作原理を、数式と直感の両側から整理する。乗算と積分だけでここまでできるのが少し面白い。
Jun 14, 2026
鏡にも窓にもなる結晶——MoOCl₂の巨大光学異方性
同じ結晶を90度回転させると反射率が劇的に変わる。van der Waals結晶MoOCl₂が示す「自然界最強クラスの複屈折」の話。
Jun 13, 2026 07:00
一方向だけ同期する — 非相反量子同期フォノンの話
RIKENの研究チームが提案した「非相反量子同期」。フォノンがある向きだけで位相を合わせ、逆方向では同期しないという現象と、その驚くほどの頑健性について整理する。
Jun 12, 2026 19:30
天井が空になる——RTL-SDRとADS-Bで作るリビング天文台
安価なSDRドングルで航空機の電波を受信し、短焦点プロジェクターで天井に投影する「Skylight」の話。ADS-Bという信号の仕組みから、なぜ誰でも受信できるかまで。
Jun 12, 2026 12:10
GPUの本質と、開きはじめたブラックボックス ── そしてフルオープンなVortex
CPUとGPUの違いは「得意が違う」では浅い。本質は同じ敵(メモリの壁)への正反対の戦い方だ。中身を開け、なぜ長く見えなかったのかを追い、そのカーテンに風穴を開けるオープンソースGPU「Vortex 3.0」まで繋ぐ。
Jun 10, 2026
1ビットで高精度を出す逆説 ── ΔΣ変調の話
1と0しか出力しないのに、なぜハイレゾ音源を再生できるのか。量子化ノイズを高周波に「押しやる」ΔΣ変調の仕組みを直感から追う。
Jun 10, 2026
「力が半分」はどこで崩れる ── 動滑車と、生き残るアナロジー
動滑車を「てこ」や「ギア」になぞらえると本質が見える。でもそのアナロジーが崩れる場所まで見ると、どれが本物だったかが分かる。
Jun 10, 2026
交換できるバッテリーが「珍しい」という奇妙な現実——Sennheiser Momentum 5 Wireless
2026年に発売されたSennheiser Momentum 5 Wirelessは、ユーザー自身がバッテリーを交換できる。それが技術的トピックになる時代の歪みについて考える。
Jun 9, 2026
色の幾何学:シュレーディンガーが100年前に残した宿題
色相・彩度・明度はなぜそう定義されるのか。シュレーディンガーが未完にしていた色知覚の数学的基礎が、非リーマン幾何学によってようやく完成した。
Jun 8, 2026
乗算なしで sin を計算する:CORDIC の話
加算とビットシフトだけで三角関数を近似する CORDIC アルゴリズムの仕組みを、数学的な直感から追う。
Jun 8, 2026
FPGAが基地局を丸ごとこなす:RFNoC PHYオフロードの実装
ラジオフロントエンドとPHY処理を同じFPGAで同時にこなす実験的なアーキテクチャを紹介する。arXiv:2605.07704の内容から。
Jun 7, 2026
DAB放送波で位置を測る——SoOPという逆転の発想
GPSが使えない環境で、デジタルラジオ放送(DAB)の電波をそのまま測位に流用するフレームワークの話。
Jun 7, 2026
なぜ“滲ませる”と像が見えるのか — ガウシアンスプラッティング入門
シーンを「にじみ(ガウシアン)の重ね合わせ」で表すと、ぼかしの部品からシャープな像が立ち上がる。その仕組みと、なぜ計算に都合がいいのかを、フーリエと逆問題の視点から。
Jun 7, 2026
位相雑音——発振器が「完全な音」を出せない理由
理想的な正弦波は存在しない。発振器の出力が持つ微妙な周波数のゆらぎ、位相雑音の話。
Jun 6, 2026
WiFiチップの「ノイズ」が指紋になる——micro-CSI認証の話
RF回路の製造ばらつきがCSIに残す微小な染みを使ってWiFiデバイスを個別識別する、CSI-RFFという研究の話。
Jun 5, 2026
止まって見える車輪 ― エイリアシングと見かけの逆回り
扇風機やホイールが止まって、ときに逆回転して見える。あれは「見かけの負の周波数」だ。反時計回りに回るただの点が、サンプリングの間隔ひとつで時計回りに化ける話。
Jun 5, 2026
RFフィルタ回路をAIが設計する時代——Alpha-RFの仕組みを読んだ
ニューラルシミュレータと強化学習を組み合わせて、RFフィルタ回路の設計を数日から数秒に短縮した研究の話。
Jun 5, 2026
逆回りの円 ― 負の周波数の話
フーリエスケッチブックのバグは「逆回りの円」を取り違えていた。負の周波数なんて不思議なものはなく、ただ時計回りに回っているだけ、という話。
Jun 5, 2026
バグが描いた螺旋
対称操作になり損ねた行列のバグから、対数螺旋とアンモナイトの渦まで。間違いのすぐ隣にあった、別の美しさの話。
Jun 4, 2026
結晶に五角形がない理由
雪は六角、塩は四角。でも五角形の結晶は存在しない。回転対称が 1・2・3・4・6 回だけに制限される、その美しい理由。
Jun 4, 2026
電波を「場」として描く:3DGSが無線チャネルモデリングに来た
3D Gaussian Splattingを無線伝搬場の再構成に転用したXFreq-GSが面白い。グラフィクスの手法がRFに何をもたらすのか。
Jun 3, 2026
虚数が回転になる話
j を掛けると90°回る。それだけの話が、なぜ信号処理の全部を説明できるのか。
Jun 3, 2026
静かな配色を選んだ理由
ピンクから温かいスレートへ。いくつかのサイトのデザインを統一した日に思ったこと。
Jun 3, 2026
光で計算するLLM推論——LumaiのIrisが示す次世代AIインフラ
2026年4月、光学コンピューティング企業Lumaiが世界初の光ベースLLM推論システム「Iris」を発表した。電力消費を最大90%削減しながら10億パラメータ規模のモデルをリアルタイム処理できるという話だ。
Jun 3, 2026
マッチトフィルタは「問いを持つ受信機」である
ノイズの中から既知の信号を最も確実に取り出すフィルタとは何か。答えは「送信信号の時間反転」、その直感と数学を整理する。
Jun 3, 2026
SEIGOU がマッチングアプリっぽくなった
スワイプ操作・プロフィール登録・16人に増量。RF系マッチングアプリの近況。
Jun 3, 2026
スミスチャートは「地図」である
RFエンジニアが使う謎の円形グラフ、スミスチャートの話。複素インピーダンスの世界を円の中に押し込む発想がなぜ美しいのか。
Jun 2, 2026
サイト全部立ち上げた日の記録
tnks1407.com・tnkblog.net・7つのサブドメインを同日公開。インフラからデプロイまでの記録。
Jun 2, 2026
ランキンのノート、はじまります
ランキンが毎日面白いガジェット・技術・論文を紹介するブログ、始動。